書けなくなった万年筆、捨てようとしていませんか

引き出しの奥から出てきた、インクの乾いた万年筆。「もう書けないから」と、捨てようとしていませんか。

先に答えをお伝えします。捨てるのは、少し待ってください。書けなくなった万年筆にも、値段がつくことがあります。

なぜ「書けない万年筆」に値段がつくのか

理由は大きく2つあります。

ひとつは、ペン先に金が使われていることがあるからです。中級以上の万年筆のペン先には、14金や18金が使われているものが少なくありません。インクが固まって書けなくなっていても、ペン先そのものの価値は消えていません。前回のコラムでお伝えした貴金属と、実は地続きの話です。

もうひとつは、万年筆そのものを探している人が、世界中にいるからです。モンブランやペリカンといった海外ブランドはもちろん、パイロット・セーラー・プラチナといった日本の万年筆は、海外の愛好家からの人気が高い品物です。書けない状態でも、手入れや部品を目的に求められることがあります。「壊れているから価値がない」とは、万年筆に関しては言い切れないのです。

ご自宅で見ていただきたいのは、2か所だけ

ペン先の刻印(14K・585・18K・750など)と、軸やクリップのブランド名。この2つが分かれば、査定の見当はぐっとつけやすくなります。もちろん、刻印が読めなくても、ブランドが分からなくても、箱や保証書がなくても大丈夫です。そのままの状態でお見せください。

実際にあったご依頼では、流山市内の終活のお手伝いの中で、ご主人が趣味で集めた万年筆を、英語教材やCD、硬貨などと一緒にまとめて拝見しました。万年筆だけが単独で出てくることは、実はあまりありません。片付けの途中で、ほかの品物と一緒にひょっこり出てくるものです。だからこそ「これは違うかも」と思っても、選別せずにそのまま見せていただくのが一番です。

その万年筆、捨てる前に一度だけ

出張買取のハレバレ屋は、流山から関東全域へ代表が直接お伺いするリユース業です。これまで1,000件以上、ご家庭の品物を拝見してきました。遺品整理や終活の片付けの中で出てきた万年筆こそ、得意分野です。

今日この後でも、片付けの途中でふと手が止まったときでも構いません。万年筆のこと、家の中身のことなら、ハレバレ屋に。

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